Evildence part3 制作裏話

今回は、先日投稿した【ポケモンUSM】Evildence -悪の証明- part3 VSリゲル【ゆっくり実況】を制作するにあたって、私がどのような思いを持って臨んだかについて書かせて頂こうと思います。

※ここからは編集に関する話も含まれますので、動画内の世界観(元からそんなもん無いけど)を壊されたくない方はブラウザバック推奨です。

まず、リゲルさんとの対戦を終えた直後に思ったのが、

「動画どうしよう…」

でした。

リゲルさんと戦うことは動画投稿当初からの目標の一つであり、「絶対に勝ってやる!」と意気込んで臨んだ訳ですが、結果はまさかの3タテで敗北。

加えてこちらは特に見せ場無しと来たものですから、動画編集者としては如何にして楽しめるように見せようかと頭を抱えました。

更に言えば、対戦前は「こちらが勝つ」、負けるとしても「接戦で敗北」と考えていたので、用意していたセリフやBGMは勝利前提のものばかりでした。

しかし、それらは本当に考えに考え抜いたものだった為、どうしても没にすることは出来ませんでした。

中でも特に使いたかったのが「私に思いを託してくれた人たちの為に…何より、私の背中を押してくれた…あなたに応える為に、私は…私たちは…負けるわけにはいかない!!」

「私は今まで、あなたが描いて来た軌跡を辿って来た…だが、ここからは私が自分で軌跡を描く。私が存在した証明を持って…」というセリフとBGM「You Say Run/僕のヒーローアカデミアでした。

リゲルさんとの戦いに対する私の思いを視聴者の皆様に伝える為には、このセリフは不可欠なのです。

また、「You Say Run」は私が最近ヒロアカにハマったからですが、もう一つ大きな理由があります。

初期から私の動画を観て下さっている方はご存じの通り、私は一度8ヵ月以上という長い期間活動を休止しています。

主な理由はリアルの多忙ですが、動画でも話した通り「先駆者との大きな差を感じた」というのも事実です。

これ以上続けたところで、何番煎じかも分からないところで終わるだけではないか、そう思うと活動を続けるのが怖くなったのです。

しかし、統魂杯の決勝を観てその考えは変わりました。

呪われた運命に抗い、そして打ち勝ってみせたリゲルさんの姿は、

「もう一度、歩き出せ…いや、走りだせ!」

そう言っているように感じたのです。「You Say Run」は正にそれを表す為にあるような曲でした。

所謂「処刑用BGM」を負け試合でどう使うか非常に悩みましたが、前々からやってみたかった展開であり、ヒロアカ本編でもあった「勝ち確BGMからの敗北」という形で落ち着きました。

多少改変はしたものの、上記のセリフもしっかり組み込めたので満足しています。

二つ目のセリフはおまけコーナーにて「再出発の決意」を示す言葉として使用しました。

私が落ち込む→アレックスが説教→反省・決意という流れでしたが、正直アレックスがいなければあのまま闇堕ち展開になっていたと思いますw

そういう意味でもアレックスには感謝ですね。

今回は初めてサムネの制作にも挑戦しました。最初はSM編part4と同様のものにする予定でしたが、ゴリ押し感が強く味気無いということで作ることにしました。

私は美的センスが皆無なのでこのデザインに辿り着き、採用に至るまでかなり苦労しました。

完成直後は自信があったのですが、時間を空けて見てみると「どうなんだこれ…?」と不安に…。

悩んだ末にリゲルさん御本人に評価をお願いしたところ、お褒めの言葉を頂いたので採用になりました。

二つの軌跡は右上のスペースが寂しかったから入れたのですが、これにもちゃんと意味があって、赤色がリゲルさん水色が私をイメージしており、その二つが交わる=我々が相見えることを表しています。

他にも特殊OPやバトルの展開に合わせた背景の変更等、色々やりたかったことにも挑戦でき、悪統一使いとしても、動画投稿者としても「Restart」する良い機会になったと思います。

私の挑戦を受けて下さったリゲルさんには、感謝してもし切れません。

次こそは必ずや勝利を収め、この恩を返して見せましょう。 

※極悪杯でリベンジに失敗していることには触れてはいけない。