剣盾での国際孵化を振り返ってみた

◯ひかおま無

モルペコ     356個 2019/11/30 スクエア

コマタナ     444個 2019/12/02 スクエア

ジグザグマ      22個 2019/12/04

モノズ      693個  2019/12/08 GER

ベロバー     619個  2019/12/30 GER

タネボー       65個  2020/02/15 CHT

ニャビー     123個  2020/02/23 GER

ヘイガニ      1285個 2020/05/05 ENG

ゾロア      315個  2020/06/22 GER

--------------------------------------------------------------------

TOTAL       3922個/9体

AVERAGE      435.8個

 

◯ひかおま有

イーブイ     788個 2019/01/02

ヨーギラス     2158個 2020/01/12

ジグザグマ2     405個 2020/01/13

モノズ2       680個 2020/01/21

イーブイ2                 335個 2020/01/25

ジグザグマ3               32個 2020/02/11 スクエア

チョロネコ        1034個 2020/02/22

チョロネコ2      1065個 2020/03/01

ニューラ        54個 2020/03/01

ニューラ2       298個 2020/03/02 スクエア

スコルピ        53個 2020/03/07

ズルッグ          74個 2020/03/07

ニャビー2        96個  2020/04/05

イーブイ3      888個  2020/04/12

ヤミラミ      1025個 2020/04/12

モノズ4       321個 2020/04/25

ヤンチャム       166個 2020/04/26

イーブイ4        39個 2020/04/26

ベロバー2      490個 2020/05/02

マーイーカ       104個 2020/05/05

ニャビー3      529個 2020/05/08

ニャビー4       7個 2020/05/09

ニャビー5      652個 2020/05/11

ニャビー6      196個 2020/05/12

ニャース        213個 2020/05/17

ヤミラミ2      218個 2020/05/19

ズルッグ2      690個 2020/05/25

ヤミラミ3      255個 2020/05/28

モノズ5          1204個 2020/06/09

ベロバー3      152個 2020/06/14

キバニア        318個 2020/06/20

キバニア2      333個 2020/06/21

キバニア3      564個 2020/06/26 スクエア

ゾロア2        1405個 2020/07/05

キバニア4      298個 2020/07/06

キバニア5      403個 2020/07/11

ヤミラミ4      607個 2020/07/12

ヤミラミ5      353個 2020/07/16

ヤミラミ6        31個 2020/07/16

ニューラ3        40個 2020/07/24

ヨーギラス2     209個 2020/07/29

メグロコ        100個 2020/08/03

ベロバー4      293個 2020/09/06

ベロバー5       1342個 2020/09/17

--------------------------------------------------------------------

TOTAL      20517個/44体

AVERAGE       466.3個

 

何となく振り返ってみたくなったので。

計算適当なので間違ってるかも知れません。

こうして見ると何だかんだそれなりに運は良いようです。

試行回数が少ないとはいえ、ひかおまあっても無くてもそんなに個数に差が無いですね。

スクエアは53体中5体。少ないようで確率と比べると多い方。

REVERSI part2 制作裏話

お久しぶりです。幻のポケモン並みの出現頻度でお馴染みのswordです。

半年振りにポケモン動画を投稿しました。

今回も前回ほどでないとはいえ長い期間投稿が滞ってしまったこと、本当に申し訳なく思っております。

しかし、一動画投稿者として、己の中で納得出来ていないレベルのものを世に出すということは

どうしても出来ないのです。動画を待っていて下さる方々の期待に応えたい。これは本心です。

が、だからこそまず自分が良しと出来なければ、視聴者の皆様を満足させることなど到底出来ません。

少し口が悪くなりますが、たとえ無編集の垂れ流し動画でも、ネットにアップさえすれば

それは「動画を投稿した」ことになる訳です。しかしそんなことは誰にでも出来ます。

私は、自分がやりたいことを自由にやった上で、観る人がその動画以外の全てを忘れて楽しめる、

それこそが動画のあるべき姿だと思っています。

更に言えば、「最初から最後まで笑いっぱなし」が理想です。

冗談でなく、本気でそれを目指しています。

と言っても、真面目に解説すべきだと思ったところは真面目にしますし、

全ての台詞で笑いを取りに行くというのも逆に全体がつまらなくなる要因に成り得ます。

何事もバランスが難しいです。

私の動画はポケモン及びその対戦の内容と関係の無い話をしている場面が比較的多いと

勝手に思っていますが、あれは意図的にそう作っています。

というより、ああいうものしか作れません。ふざけて良い場面では思いっ切りふざけるべき。

その方が楽しい。そう思っています。淡々と実況するのも勉強になりますし、面白いですが、

私はずっと真面目にしていると疲れてしまいます。だからちょっとでも隙があったらふざけます。

今回の動画は、私以外の悪統一使いの動画が非常に増えてきたことに刺激されて作りました。

正直な話、「誰の動画が一番面白いか思い知らせてやる」とか思ってました。

でも後で自分で観返すと無性に恥ずかしくなったり、気が狂いそうになったりします。

そもそも「面白い」は人それぞれですし、それをはかる明確な指標もありません。

無理矢理挙げるとすればやはり再生、コメント、マイリス辺りですが、

それらの数値では先人方に一生勝てる気がしないのでハナっから白旗です。

私は面白いことを考えるのが得意な人間ではありませんが、誰かを笑わせることが好きです。

100人が観て100人が楽しめる動画なんて、私に限らず誰にも作れないと思いますが、

私なりに少しでも多くの人に楽しんでもらいたいと思って動画を作っています。

これからも動画を作りたくなった時は作りますし、気分が乗らなかったら作りません。

人間生きていれば色々ありますが、ふと私の動画が誰かの目に留まって、

一瞬でも笑ってもらえるように、図々しいことを言えば何かの糧としてもらえるように、

そんな思いでこれからも時々顔を出すので、その時にまたお会い出来たら幸いです。

(ちなみにこれ書いてる時点でまだ動画完成してません。はよ編集しろって話ですね。)

swordの悪ポケ ニックネーム大全

・シオン(色違いゲッコウガ♂)

唯一無二の相棒。実は特に由来が無い。響きが好きでこう呼びたかったからこの名前になった。

完全に後付けだが、シオンの花言葉は「追憶」、「君を忘れない」。

皮肉にもゲッコウガを剣盾に連れて来られない現状に適した名前になってしまった。

・オーディーン(色違いキリキザン♂)

「REVERSI」シリーズの主人公の一人。由来は「ダンボール戦機」に登場する「LBX オーディーン」。

ビジュアルが似ているというのもあるが、元ネタのオーディーンは「人の思いに応えて強くなる機体」

であり、彼にもそんな存在になってほしいという思いから名付けた。

プラトン(色違いモルペコ♂)

「REVERSI」シリーズのもう一人の主人公。由来はドラマ「もみ消して冬」に登場するハムスター。その元ネタは普通に有名な哲学者だと思われる。響きがモルペコに合っていると思ったので剣盾発売前からこの名前は決めていた。

・ミハイル(色違いドラピオン♂)

生放送の英雄。ピントスナイパー。由来はかの有名な悪統一使いの色ドラピオン「ミケーレ」のロシア読み。

・スヴァローグ(色違いガオガエン♂)

ほぼ最速の弱保ダイマエース。由来はスラヴ神話における太陽神の名。

・ロドクルーン(色違いマニューラ♀)

陽気の方。意味はギリシャ語で「桃色」。「ルナ(月)」と響きの近い「ルーン」が入っているのもあってこの名前になった。

・ツキノワ(色違いマニューラ♂)

意地っ張りの方。由来は「ツキノワグマのように力強くなってほしい」という思いから。…というのは嘘で、パッと思い付いたものをそのまま採用しただけ。

・Verzweiflung(色違いサザンドラ♂)

控えめの方。読みは「フェアツヴァイフルング」。意味はドイツ語で「絶望」。「立ち塞がる者に悉く絶望を与え続けろ」という意味合いで名付けた。色サザン族の中で悪波の怯ませ率は体感トップ。最近は最速サザンが手放しづらい環境の所為で出番が少なめ。

・レギウディア(色違いサザンドラ♂)

臆病のフルアタの方。由来はまたまた「ダンボール戦機」に登場する「LBX ディ・レギウディア」。響きはカッコ良いが元ネタの由来は不明。

・トゥリエナ(色違いサザンドラ♀)

臆病の悪巧み型の方。意味はギリシャ語で「三叉槍」、つまり「トライデント」。

三つ首(?)のサザンドラにぴったりだと思いこの名を付けた。響きも何となく♀っぽい。

ちなみに、かつてTwitterに投稿した「エルレイドに体当たりしたサザンドラ」は彼女である。

・アルフレッド(色違いタチフサグマ♂)

陽気の方。由来は特に無し。その場の思い付きだが、「レッド」が含まれていることが採用に至った理由の一つ。

・フリオーゾ(色違いタチフサグマ♂)

意地っ張りの方。イタリア語で「激しく」、音楽用語では「熱狂的に」「激しく」等の意を持つ「フリオーソ」から来ている。こご風採用型で「ブリザード」とどことなく響きが似ているのが気に入ったためこの名前に。

・エリュテイア(色違いタチフサグマ♀)

実は未育成。意味は古代ギリシア語で「紅色の女」。

・アルトス(色違いヤミラミ♂)

悪統一の同志から授かった。意味はギリシャ語で「パン」。何故パンなのかは知る人ぞ知る。

・シェルム(色違いヤミラミ♂)

こちらは自己産。意味はドイツ語で「悪戯好き」、「悪戯っ子」。

・憂流迦(色違いダーテング♀)

由来は古代インドの「Ulkā(憂流迦)」という流星。天狗という言葉はこれが翻訳されたものだと言われていることから。とある漫画の影響で「うるか」という響きは女性の印象が強いためこの名前になった。総合格闘家の方と同じ名前だがこちらとは関係無い。

・セレネーラ(色違いブラッキー♀)

由来は月の女神「セレーネー」。彼女の母親の名前は「セレーネ」。当ブログに1話だけ投稿されている痛々しい自作小説の主人公だったりする。誰かシンクロブラッキーの有用性のある型教えて下さい。

・Z-Magnum(色違いシザリガー♂)

読みは「ズィー・マグナム」。元々はとある悪統一使いの方から頂いたヘイガニ「B・バレット」に倣い「Bナンバーズ」として頭文字を「B」で統一する予定だったが、とある国では「B-Magnum」という錠剤が存在するらしく、どうにも恰好が付かなかったためこの名前となった。「Z」にしたのは「爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX」に登場する「Zナンバーズマシン」より。

 

あとがき

誰得ですよね。まあNN付ける時に少しでも参考になったら幸いです。全然大全じゃないですが、取り敢えず目に付いたポケモンだけまとめてみました。また気が向いた時にでもちょっとずつ更新していきます。

DARKIN'ON JAPAN No.1 ミハイル

お久しぶりです。菅田将暉です。

上の1行を読んで大半の人が帰っていく様子が目に浮かびます。

この記事ですが、私が自慢の悪ポケについて語るだけのものです。

タイトルは響きが良かったからこれにしただけで、特に深い意味はありません。

さて、記念すべきという程でもないこの第1回、

本音を言えば相棒である彼を紹介したいところなのですが、諸事情により断念。

となればW主人公である彼ら…ではなく、知る人ぞ知るあのポケモンをご紹介。

異次元の狙撃手 ミハイル

彼を語る上で欠かせないのが、何と言ってもツイキャス配信中に彼が成し遂げた

(ほぼ)妖精統一3タテ劇場、通称「進撃のドラピオン」です(私しか呼んでないけど)。

f:id:swordriver:20200411123318p:plain

このPT(選出されたのはエルフーンギャロップトゲキッス)を1体で全員沈めました。

放送中は勝率がかなり悪く、空気もあまりよろしくなかったのですが、彼の3タテに救われました。

しかも、彼は放送当日に誕生したのです。これを奇跡と言わずして何と言うのか。

観ていた全ての人達の目に、彼は「主人公」として映っていたことでしょう。

しかし、悲しいことに彼の活躍はスマホの充電切れにより映像が乱れてしまっており、

録画こそ残ってはいるものの、ロクに観られない状態となっています。録画だけに。

この時以上にバトルビデオ廃止を呪ったことは無かった。

が、これは彼の伝説の始まりに過ぎなかった(これ言いたいだけ)。

実際彼の活躍っぷりは凄まじく、相棒がいない今、

信頼度ではW主人公を抜いて一番と言っても過言ではありません。

あの放送以降PTから外したくなくなってしまい、現在に至るまで一度も外してなかったりします。

 

ではここでそんな英雄「ミハイル」の型紹介。

性格:意地っ張り(攻撃↑特攻↓)

努力値:AS252 B4

持ち物:ピントレンズ

技構成:

◯確定技

クロスポイズン

 ピントレンズと合わせて5割の確率で敵の急所を貫く。

 採用しないのならこの型である必要が無いため確定。

◯選択技(個人的に優先度が高いものは赤色)

叩き落とす

 型との相性は後述の辻斬りの方が良いが、相手の持ち物を無効化出来る点はやはり一考の余地がある。

 今作ではこの技を没収された悪ポケが多い為、そう言った意味でも採用の優先度は高い。

 2割未満の確率ではあるが、持ち物有の補正時にこの技が急所に当たれば最大の打点となる。

辻斬り

 ピントスナイパーとの適性は叩き落とすより高い。現状「毒技+悪技」で全てのポケモン

 等倍以上が取れることを考えれば、「常に5割の確率で威力157(合ってる?)の技を放てる」

 と言うのが如何に恐ろしいことか理解して頂けるだろう。

瓦割り

 鋼を呼びやすいのでサブウェポンとしてオススメ。特に最近はネッシーみたいな奴が

 壁を張って来る為、それを壊す役割が持てる。ただし、弱保を安易に発動させてしまう要因にも

 成り得るので注意が必要。また、ダイマ適性が低いドラピオンだが、この技だけは恩恵を受けやすい。

剣の舞

 個人的にはほぼ確定と言って良い技(と言いつつ止め針で使ってる)。急所発動時の火力を

 更に上げられると言うのは勿論、急所不発時もある程度ダメージを稼げるようになる。

 採用する場合は壁張りロンゲ等にサポートしてもらい、積みの起点を作りたいところ。

・炎の牙

 基本4倍弱点狙いだが、怯み、火傷の追加効果が地味に旨い。

 が、この効果に頼り始めた時点で負けな気もする。

・止め針

 止め針は男のロマン。別に女性が使っても良い。「進撃のドラピオン」はこの技が無ければ

 実現しなかったかも知れない。技モーションが滅茶苦茶カッコ良いので是非使ってみよう。

地震

 鋼への高威力打点だが、ドリュウズくらいにしか撃たない上、ドラピオンではドリュウズに勝てない。

・岩雪崩

 少なくとも悪統一では撃ちたい相手がいない気がする。リザードンピンポ?

・岩石封じ、地均し

 相手のSを下げたいならチョッキドラピオンでやるべきだろう。

・シザークロス

 前述の通り、「毒技+悪技」で十分なので正直不要。

 悪統一ミラーでどうしてもカラマネロを許したくないのであれば。

・毒突き

 クロポイと両採用と言うのは正直聞いたことが無い。と言うかメリットが無い。

 安定を望むならそもそもピントスナイパー型を使うべきでは無いと言える。

・つぼを突く

 真のギャンブラーへ。Zワザが無い今では完全に運ゲー

総評:

ピントスナイパー型は陽気で採用する人が多い印象ですが、

悪統一的に一番倒したいトゲキッスは準速でも抜かせる為、

火力を上げる方が良いと思ってます。ドラピオンへのサポートを惜しまないのであれば、

壁でも張って陽気にして、剣舞を積むのが一番ですが、S95と言うのは滅茶苦茶速いという訳でもなく、

アタッカーとして運用する以上、壁があっても耐久が心許ない。また、ラプラスの所為で

壁張り構築への警戒度が上がっているので、壁を張ること自体リスクが大きいです。

何よりドラピオンダイマックスとの相性が非常に悪いので、あくまでも「戦況を切り崩す」役目、

エースを張るのはやはりダイマックス適正の高いポケモンかと思います。

ちなみに、ここまで触れて来なかった「ミハイル」という名前の由来ですが、これは某首領の

ピントスナイパー色ドラピオン「ミケーレ」のロシア読みである「ミハイル」から来ています。

が、当の「ミケーレ」はマフィアの人物から来ているようなので、若干意味を履き違えている

気がしないでもないですが、響きがカッコ良く、呼びやすい名前なのでかなり気に入ってます。

残りはギャラリーです。我がミハイルの姿をご覧あれ。

f:id:swordriver:20200419154425j:plain

f:id:swordriver:20200419154442j:plain

f:id:swordriver:20200419154446j:plain

f:id:swordriver:20200419154459j:plain

余談ですが、次回の動画では彼が主役の一人になる予定です。お楽しみに。

POCKET MONSTERS -BLACK FOREST- 序章「セレーネ」

 


「名前は…どうしようかしら……」
「この子は君によく似ている。この子には君のように優しい子に育ってほしい…」

 

 

ここはブラックフォレスト。悪タイプのポケモンだけが立ち入ることのできる場所。
ここにはたくさんの悪ポケモン達が元気に暮らしていた。あの事件が起きるまでは……。
ブラックフォレストには、ポケモン界一の美女とも噂されるブラッキーが住んでいた。その名はセレーネ。
彼女の姿はとても美しく、仲間からも人気だった。もう一人、セレーネに並んで人気だったのが、アブソルのミスフォーだ。
二人は幼い頃からの親友であり、ライバルでもあった。そんな二人は、自分に好意を持つポケモン達の相手をするでもなく、自らパートナーを探すでもなく、いつまで経っても結婚しようとはしなかった。
ある日、一人のブラッキーがこの森にやってきた。名前はエネレス。傷だらけの状態で、この森に逃げ込んで来たという。
セレーネはエネレスに一目惚れした。エネレスもセレーネに恋をした。やがて二人は夫婦となった。
そして、二人の間に子供がうまれた。透き通った銀色の、それはもう美しいイーブイだったという。
家族が増え、幸せも増えた。しかし、そんな平和は長くは続かなかった…。
ミスフォー「相変わらず可愛いわね、アンタの娘」
セレーネ「ふふ、ありがと」
ミスフォー「でも、なんで銀色なのかしら」
セレーネ「あの人が遠くの国でうまれたからじゃないかしら」
ミスフォー「そういえば、その旦那。どこいったのよ」
セレーネ「ちょっと用がある…って言ってどこかに」
ミスフォー「あ、噂をすれば、帰って来たみたいね」
セレーネ「あなた! おかえりなさ……」


バタッ


そこに現れたのは…


セレーネ「あ、あなた!?あなた!!」


あの時と同じ、傷だらけのブラッキーだった。


エネレス「に……げろ…」
セレーネ「え…?」
エネレス「早くここから逃げろ!!!」
セレーネ「あなた…!?一体何が…」


ダン!


ミスフォー「なっ?!!」
???「ったく、しぶといのよ、雑魚のくせに…」


謎のポケモンから放たれた光線はエネレスの体を貫いていた。


セレーネ「いっ……」


「いやあああああああああああああぁぁ!!!!!」


ポケモン達「にっ…逃げろおおぉ! 妖精だ!! 妖精が攻めてきた!!」
ミスフォー「妖精…!? でも、この森には悪タイプしか入れないはず……!」
???「こいつについて行ったら簡単だったわ」

 

見たこともないそのポケモンは、動かなくなったエネレスを横目で睨みながらそう言った。


ミスフォー「そんな……」
???「ねぇネメシィ~。こんな奴らさっさと片づけちゃおうよ~」
ネメシィ(ニンフィア)「うるさいわねメルディ。言われなくてもやるわよ」
メルディ(エルフーン)「アンタいつもとろいのよ。早くして」
ネメシィ「相変わらず生意気な小娘……ムーンフォース!!」
ミスフォー「セレーネ! 逃げて!!」
セレーネ「あなた…あなた……!」
ミスフォー「セレーネ!! しっかりして!!」
セレーネ「!!」
ネメシィ「終わりね!!」
セレーネ「ミスフォー! この娘をお願い!!」
ミスフォー「あなた何を!?」
セレーネ「わたしはここであの人達を足止めするわ! だからあなたはこの娘と逃げて!!」
ミスフォー「馬鹿なこと言わないで!! 一緒に逃げるのよ!」
セレーネ「あなたはわたしの最高の親友よ… 今までありがとう……」
ミスフォー「セレーネ!!!!」
セレーネ「…………!」
ネメシィ「こんな時に願い事? もう諦めたようね!!」
セレーネ「バークアウト!!!」
ネメシィ「きゃっ!!」
メルディ「もー! なによーっ!!」
ミスフォー「セレーネ!」


それが、私の父と母の最期だった…。


ドカアアアァァンッ


ミスフォー「(振り向いちゃだめ! 逃げなきゃ!! この娘を守らなきゃ!!!)」
メルディ「みぃつけた☆」
ミスフォー「!!!」
メルディ「バイバイ!」


タァンッ!!


ミスフォー「……セレー…ネ…」
セレーネ「………………」
ミスフォー「ごめん………」バタッ

 


「だから君の名前からとってこの子には…」
「セレネーラと名付けよう」
「セレネーラ…いい名前ね…!」

 


ミスフォー「んっ…うぅ………」

 

目が覚めた時には、眩い月の光が森の木々を照らしていた。


ミスフォー「!! あたし…助かったの…?」


「っ!!」


願い事…。母が最後に残した奇跡だった。


ミスフォー「最後の最後まであたし達のことを……」
ミスフォー「!! セレネーラ!? セレネーラはどこ!?」
ミスフォー「!!!!!!」

 

そこに立っていたのは

 

ミスフォー「セレーネ……?」

 

母にとてもよく似た

 

ミスフォー「いえ……セレネーラ!!」


青い光をまとったブラッキーだった。

 

 


序章「セレーネ」 -完-

 

~あとがき~

ということで、自作ポケモン小説「POCKET MONSTERS -BLACK FOREST-」、始まってしまいました。ここまで読んで頂きありがとうございます。何とこの物語、2015年に書かれたものになります。読みやすいように一部修正を加えていますが、ほとんど当時書いたものそのままです。小説と言いつつも、ほとんどがセリフなので小説と呼べるか怪しいですね。完全に黒歴史なのですが、正直自分でも「結構面白くね?」と思ってしまうのが悔しいです。ただ、書いてる途中で案の定飽きたようで、4章の途中までしか書かれていませんでした。続きを公開するかどうか、公開したとして4章以降をどうするかは皆様の反応次第と言ったところです。(このブログのコメントやTwitterで感想とか頂けるとアレックスが跳び上がります。) それでは、またどこかでお会いしましょう。

ポケモン剣盾騒動について思うこと

お久しぶりです。もう今年も半分が終わるそうです。冗談きついですね。どこからか「お前の投稿頻度の方が冗談じゃ済まない」という声が聞こえる気がしますが気のせいでしょう。気のせいですね。

さて、ここ数日色んな意味で話題のポケモン剣盾ですが、今回はその一連の騒動について、私が考えたことを話させて頂きます。

◯ガラル図鑑を除くポケモンの輸送制限について

言わずもがな、今荒れてる一番の原因ですね。最初に聞いた時は、私も思わず「冗談じゃねえよ」と言い放ちました。しかし、別に誰も「冗談で言ってない」のです。

 要点を簡潔にまとめると、

・剣盾で登場しないポケモンに限り実質互換切り

・「クオリティ」と「全員集合」を天秤に掛けた結果「クオリティ」が勝った

・今後「一つのソフトで全ポケモンが揃うことは無い」かも知れない

こんなところでしょうか。まあ言ってしまえば「荒れて当然」な内容ですね。

個人的には、やはり発表のタイミングが悪かったと思います。互換の有無を誰もが心配する中発表された「ポケモンHOME」。バンクから、ピカブイから、GOから、全てのポケモンをHOMEに連れて行ける。これで互換切りは無い。誰もが胸を撫で下ろしたはずです。

更に、この「輸送制限」の発表はポケモンダイレクトの直後。大多数の人がダイレクトで公開されなかった「ちょっとした追加情報」でもあれば良いな、程度の気持ちで観ていたのではないでしょうか。

ところが、蓋を開けてみれば出てきたのは既に解決したはずの互換問題。正に「上げて落とす」。

期待通り「ちょっとした追加情報」として、新ポケモン2匹が判明しましたが、それに誰も見向きもしない程に「輸送制限」は我々トレーナーにとって大きな問題。悪統一使い達が待ちに待った「悪/妖精」の新ポケモンすら、ほとんど話題になりませんでした。

しかし、この問題はポケモンというコンテンツを続けていく以上、避けては通れないものであることも確かです。剣盾で全種を揃えたとしても、次世代に問題を先送りにするだけで何の解決にもなりません。

今回の判断が正しいかどうかは誰にも分かりませんが、ハードの移行という大きな節目であるこのタイミングでの「輸送制限」は「今後もポケモンと真摯に向き合っていきたい」という開発陣の思いあってこそのものだと私は思います。少なくとも、この方針を発表した時の増田さんの表情に嘘は無いでしょう。

増田さんを始めとした開発陣の方々に対する批判は、気持ちはよく分かるもののやはり悲しいものです。ドラマなんかでよくある「大切な人の死を受け入れられず、遺族が医師を責め立てる」シーンと、事の程度は違えど同じこと。悲しいことは誰かのせいにしたくなるのが人間で、傍から見れば「いや医者は悪くないだろ」と思えるのに、いざ自分が耐え難い現実に直面すると、怒りの矛先を誰かに向けてしまう。

ただ、それをすることで事は好転するのでしょうか。「輸送制限」が撤回されるのでしょうか。仮にされたとして、そんなやり方でガラルに上陸したポケモン達は、この先付いて来てくれるのでしょうか。私達が守ろうとしている大切な戦友は、そんなことを望んでいるのでしょうか。

メガシンカZワザの廃止について

これに関しては、英断だったというのが私の意見です。

どちらもそれまでのポケモンの常識を覆した要素でしたが、この2つは元々「その世代の象徴」であり、次世代にまで持ち越されるべきものでは無いのです。特にメガシンカは、最初から「カロス地方でのみ見られる現象」だったはずです。それがウルトラサンムーンまで残留していたことの方が異常でした。が、私はメガシンカZワザも大好きです。あれだけカッコ良いメガアブソルも、全てを焼き払うメガヘルガーも、破壊の限りを尽くすメガバンギラスも、加速からの超火力で噛み砕くメガサメハダーも、マジミラと高耐久が頼れるメガヤミラミも、ハイパーダーククラッシャーで悪い顔するガオガエンも、もう見られなくなるというのは非常に辛い。しかし、この2つにダイマックスまで加われば、対戦バランスが更に取りづらくなり、廃止にすることもまた難しくなる。何より、開発陣が「増え続けるポケモンのモデルとクオリティの両立」に限界を感じている以上、本当にどうしようもなかったのでしょう。

◯今後について

実を言うと、引退しようなんて考えには一度も至ってません。私は進み続けます。あの人に、視聴者の皆さんに、何より、相棒達に誓ったから。「もう立ち止まらない」と。それに、私の相棒は「共に行けないのなら行かないでほしい」等とは言わないはずです。寧ろ「今まで散々扱き使いやがって、過労死するだろ休ませろ」くらい言いたいところでしょう。もしガラルに相棒の居場所が無いのなら、暫くはアローラでバカンスでも楽しんでもらおうと思います。今まで本当に相棒にはベッタリだったので、いい加減相棒離れするべきなのかも知れません。まあ、確定しない内は続投を願い続けますし、総選挙1位、スマブラ参戦の実績を持つゲッコウガならば、その可能性は大いにあると思っております。いないならいないで、また一から新しい環境に身を投じるのも中々楽しそうです。手札に希望のカードが無いのなら、次のチャンスで引き当てるのみ。配られたカードに文句を言うよりも、どう使いこなすかを考える方がよっぽど有意義でしょう。今回登場出来なかったポケモンが、今後も登場しないなんて誰も言ってません。嘆くのは、誰かがそれを公言してからでも遅くない。これを読んで下さっている貴方が、どういう選択をしようと誰も責めたりしません。ただ、辛い別れのその先に、悲哀も憤怒も吹き飛ばすような、新しい出会いがあるのなら、そんなに素晴らしいことは無いと私は思います。